2005年6月30日　
　　
「高畠ゼミOB・OGの会」拡大幹事会の開催結果報告　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
代　表　松本一榮　　
　　　　　　　　　　　
○去る6月25日（土）に各年次の幹事の方々（20名）と特別顧問の五十嵐暁郎先生に立教大学５号館の教室へご参集頂き、拡大幹事会を開催しました。席上、五十嵐先生から「市民政治研究会」設立の狙い、これまでの経緯等についてご説明頂いた後、高畠先生の七夕忌の運営の仕方について、改めて３時間半も議論を重ねました。その結果、�＾貅�忌を機にOB・OGの有志に加え、政治学研究者、市民運動のメンバー、ジャーナリスト、編集者を中心に「市民政治研究会」を発足させること、�∨菁�、七夕忌はOB・OGの会と市民政治研究会の共催とすることで合意いたしました。

○なお、各年次の幹事の方々には、9月10日（土）、13時からセントポールズ会館にご参集頂き、OB・OGの会の今後の運営の仕方について相談するとともに、次期代表の選出を行う予定です。よろしくお願い申し上げます。
　
＜「市民政治研究会」設立の提案――五十嵐暁郎、松本一榮＞
○私たちは、このたび、政治学研究者、市民運動のメンバー、ジャーナリスト、編集者および高畠ゼミOB・OGを中心に「市民政治研究会」を結成することを提案いたします。高畠通敏先生が亡くなられたことを多くの方々が悲しんでおられます。私たちも、また同じ気持ちです。しかし、同時に、高畠先生がおられなくなったことによる空白の意味が小さくないことを思わずにはいられません。私たちは、研究、運動、そして教育において、高畠先生の意思を継ぎ、できるかぎり発展させなければならないと考えています。具体的には、高畠先生が残された「市民政治」を論じる場を作ることが私たちの使命であると思います。そのために、毎年のご命日（七夕忌）に「市民政治研究会」を開き、講演・報告・討論などを行ない、高畠先生の偉業を偲びたいと考えています。また、ウェブサイト・ジャーナルを開設して、論文・エッセイ・情報などを掲載し、議論の輪を広げて行きたいと思います。
　この研究会になるべく、多くの方にご参加頂ければ幸いです。
高畠通敏先生を偲んで（七夕忌）
――「市民政治研究会」の発足に向けて
○開催日：7月9日（土）14：00〜17：30
○場　所：「立教大学7101号室」（図書館の隣）
○主　催：「市民政治研究会」および「高畠ゼミOB・OGの会」
○会　費：5,000円（懇親会費、祭壇設置費用等に使用）。
――なるべく、「5,000円札」をご用意願います。
○参加手続き――まだ参加申し込みを行っていない方は、7月3日（日）までに「市民政研究会」（アドレス　takabatake @ikebukuro-net.jp）にメールで必要事項（参加者氏名、卒業年次、〒番号住所、電話番号、ﾒｰﾙｱﾄﾞﾚｽ）を送信下さるよう、お願い申し上げます。また、FAXや郵便をご利用の方は、次の宛先に送信・送付下さい。なお、ご意見、ご要望もお寄せ下さい。〒２７２−０１４３　　千葉県市川市相之川２−１４−２１　　　　　電話・ファックス　０４７−３５８−６８５６　　高畑友子

○スケジュール
――開会前に戸口純さんのピアノ演奏（ＣＤ）。
（１）14:00〜14:10　主催者挨拶「市民政治研究会」五十嵐暁郎
（２）14:10〜15:10　記念講演
予定しておりましたヴィクター・コッシュマン教授の都合が悪くなったため、立教大学法学部 五十嵐暁郎教授に「『構造改革』の思想」と題して講演して頂くこととなりました。
　　――「構造改革」は１９８０代以後、日本政府の政策の柱に据えられているが、この言葉は、元々は１９６０年代初めに社会党によって論じられた。後者には市民社会展開の可能性が込められていたのに対して、前者にはそれを崩壊させる性格がある。また、80年代以後の「構造改革」は、高畠先生やシカゴ大学のナジタ先生が指摘した「維新」の思想パターンに属するものである。
（３）15:10〜15:40　スピーチ
　　�仝議�編集者：背戸逸夫さん
  　��高畠ゼミOＧ：渋谷登美子さん
    �９眸�ゼミOＢ：荒木　建さん
（４）15:40〜15:45　ご遺族のご挨拶
（５）15:45〜15:55　主催者挨拶「OB・OGの会」代表 松本一榮
（６）16:10〜17:30　「第一食堂」にて立食懇親会
――おいしいワインを用意しております。　

○会場入り口にて次の書籍を販売します。
（１）高畠先生の未刊行講義集「現代における政治と人間」
（7月6日岩波書店刊行）
　　　――定価2,415円（消費税込み）を2,000円で販売。
（２）「The Journal of Pacific Asia」 500円
　　――高畠先生の日本の市民社会論の英訳が掲載されています。この号は高畠先生に献呈されています。
 以　上
高畠通敏教授著作刊行委員会のご報告

○ 委員会メンバー（あいうえお順）
――五十嵐暁郎、越智敏夫、工藤敬吉、栗原 彬、坂本政謙、佐々木寛、高畑友子、都筑 勉、林昭子、松本一榮

○高畠先生の未刊行講義集「現代における政治と人間」（7月6日）に続き、「平和研究講義」が今秋には岩波書店から刊行される予定です。

○高畠先生の著作集刊行計画
　（１）著作集の概要
　　　――５巻、別巻１巻、４、６版、400ページ程度
　　　――執筆論文などを高畠先生の特徴ある仕事毎にまとめる。
　　　　例えば、
�仝渋綟�本政治思想：「転向」論文、「山川均」、「60年安保」など
�∪�治理論、日本政治論：「政治の発見」など
�Ａ�挙分析、日本の選挙論：各選挙分析
�ぅ侫�ールドワークの政治学：「地方の政治」、「私のオセアニア紀行」　
�セ毀臼親亜�運動の政治学：「日常の思想」、「運動の政治学」
�κ漫ヾ�：書評、時評、「声なき声のたより」など活動を浮かび上がらせるもの
（２）出版社
　――数社に交渉中。条件としては、価格があまり高くないこと（そのためには、予約購読＋寄付金を募る必要があります）、市場宣伝力を持っていること。

○ウェッブサイト・ジャーナル『市民政治』/ Civil Politicsの刊行計画
――市民政治を議論し、提案を行なう場とする。これまで高畠先　　生が中心となって議論してきた市民政治論を引き継ぎ、発展させるため、年2回（春・秋号）発行する予定。本年秋に発刊を予定している第１号の編集責任者については、五十嵐暁郎先生にお引き受け頂きました。
―― 編集委員は、『現代市民政治論』執筆者、立教大学高畠ゼミOB・OG会メンバー、市民運動メンバー、編集者です。
―― ジャーナルの概要は次のとおりです。
�� １〜２の論文
――「市民政治研究会(七夕忌)」講演会の記録と投稿
�∋毀雲�治論に関する海外論文の翻訳
�９眸�論文のうち入手しにくいもの。たとえば講演記録など、　　高畠先生が最終的な手を入れなかったもの。
　�ぅ侫�ードバック（投稿）
�ゴ慙⊂霾鵝�
――ウェッブサイトの強みを生かして、常時入れ替え。

○雑誌の寄贈
　――高畠先生の収集された雑誌類については、五十嵐先生のご尽力により、「ニューヨーク大学」に寄贈しました。
　――同大学はマンハッタンを中心にキャンパスがあり、シカゴ大学にいたハリー・ハルートニアン教授が新しく日本研究を組織化しています。なお、同大学は私大で財政が豊かであり、送料も負担して頂きました。
――なお、ご遺族、五十嵐先生および高畠ゼミのOB・OG有志で雑誌類の整理・箱詰め作業を５月に行いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上　

　 2004年10月20日 　　　　　高畠ゼミＯＢ・ＯＧの会・代表　松 本 一 榮

　　収支報告と幹事交代のご挨拶
直線上に配置

高畠通敏ゼミOB・OG会 ホームページ
直線上に配置

　　　　　


　去る8月1日の「高畠通敏先生にお別れする会」に際しましては、530名に上る多数の皆様にご参会頂き、ありがとうございました｡
　お別れする会の収支につきましては、9月24日に吉岡知哉立教大学法学部長にご報告し、ご了承頂きましたので当ホームページに掲載致します。なお、剰余金（1,188,096円）につきましては、高畠家にお香典として差し上げましたところ、高畠家から「先生の遺志を引き継いで、市民政治論等の発展に役立てて欲しい」と高畠ゼミOB・OGの会にご寄付頂きました。そこで、当会といたしましては、今後、��WEBサイト上の市民政治論等の雑誌作成、��高畠記念講演の開催等の「活動基金」として活用させて頂く方針です。
　また、�…座廚靴芯ぜ�、�⊃景硬�に掲載された追悼文、��「それぞれの高畠政治学」における高畠先生の巻頭言につきまして、皆様のご要望にお応えして当ホームページに順次掲載させて頂きます。
　なお、至らぬ代表でございましたが、「高畠ゼミOB・OGの会」の代表を本日付けで工藤敬吉さん（1970年卒）にバトンタッチさせて頂きます。また、愛場謙嗣さん（1971年卒）と高畑友子さん（1984年卒）に幹事をお引き受け頂きました。さらに、五十嵐暁郎先生には引き続き「特別顧問」として当会の運営を全面的にサポートして頂くこととなりましたのでお知らせ致します。今後とも皆様、ご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上
「私の祈り」
　嘆き悲しむことはない。これから私の魂が赴く ところは、この世よりも遙かにいいところかもしれないではないか（ソクラテス）。逝ける者に幸いあれ。彼らは、怒りも恐れもなく、憎しみも妬みもなく、苦しみも痛みもない永遠の世界へと入っていったのだから（ブッダ）。そして、あなた達が私を思い出す時、私はいつでもあなた達の傍らにいる。願わくは、時の浄化作用によって私の卑小な部分が忘れられ、いつも暖かい感情とともに、あなた達によって思いだされんことを。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　               高畠　通敏　　　
　「会の終了後に忘れ物がありました！」
○扇子  ○紺色の日傘  ○茶色の小銭入れ
お心当たりの方は、事務局（下記参照）へご連絡下さい。　
更新日 コンテンツ（以下の各ページのタイトル名をクリックして下さい。）
2003年12月16日 事務局からの言葉
2004年08月3日 お知らせ＊「集う会」終了後のお知らせ事項です。
2004年10月23日 会計報告（古希に集う会）
＊「皆様、大変遅くなりましたが、3月までの支出を含む“古稀の会収支報告”を作成しました。私の個人的事情にて時間がかかりましたことをお詫び申し上げます。皆様より会場費のおつり、飲み会代金残金をご寄付頂きましたおかげもあり、40万を超える黒字となりました。」会計より

収支報告(お別れする会)
2003年08月23日 スケジュール
2005年03月17日 各掲示板（会員の書き込み帳)
高畠さんへのメッセージは廃止しました。(2006/10/6)以前の記録＞＞◎
2004年05月24日 先生からの寄稿論文とメッセージ あしがくぼ通信
＊＊＊最新版・あしがくぼ通信２００４年５月号＊＊＊
2004年11月26日 追悼文＆巻頭言＆弔辞　　
2003年09月21日 先生との思い出写真などお寄せ下さい。
フォトアルバム79年(数字は写真を御提供下さった方の卒年度です。)
フォトアルバム79年・その２
フォトアルバム84年
フォトアルバム91年
フォトアルバム99年
2004年02月10日 ＊古希に集う会当日の様子です。キャプションの投稿お待ちしています。 古希に集う会・準備中編（2004-01-01掲載）
講演会編（2004-01-01掲載）
古希の会編・その１ （2004-01-01掲載）
古希の会編・その２（2004-01-01掲載）
古希の会編・その３（2004-01-01掲載）
古希の会編・その４（2004-01-01掲載）
古希の会編・その５（2004-01-15掲載）
古希の会編・その６（2004-01-22掲載）
古希の会編・その７（2004-01-30掲載）
古希の会編・その８（2004-02-10掲載・完了）
二次会編（2004-01-01掲載）
2004年08月31日 ＊お別れする会当日の模様です。（現在作成中） その１（2004-08-27掲載）
その２（2004-08-27掲載）
その３ （2004-08-28掲載）
その４（2004-08-28掲載）
その５（2004-08-31掲載）
2004年03月29日 身近な写真や情報を、ローカルニュースにお寄せ下さい。 ローカルニュース(会員の投稿ページ)
2005年02月12日 編集後記

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作成日 2002/08/26

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